
双子の種類
双子は「膜」によって大きく4つに分けることができます。
図解にするとこんなかんじです。
赤ちゃんがいる部屋の壁のことを「絨毛膜性(じゅうもうまくせい)」といいます。
胎盤がこの壁にあたるのですが
2人で1つの胎盤を共有している状態を「一絨毛膜性(いちじゅうもうまくせい)」と呼びます。
※一卵性の多くはこの状態です。
2人で2つの胎盤を共有している状態を「二絨毛膜性(にじゅうもうまくせい)」と呼びます。
※二卵性は全てこの状態です。一卵性でもこの状態ならばこう呼びます。
更に胎盤内にある二人を分ける薄い壁(羊膜)の有無等によって4つに分けれらています。
①一絨毛膜一羊膜(いちじゅうもうまくいちようまく)
1つの胎盤内に二人がいて薄い壁が無い状態です。
家に例えると完全同居といった感じです。
②一絨毛膜二羊膜(いちじゅうもうまくにようまく)
1つの胎盤内に二人がいて薄い壁が有る状態です。
家に例えると二世帯住宅といった感じです。
③二絨毛膜二羊膜(にじゅうもうまくにようまく)
2つの胎盤にそれぞれ赤ちゃんがいる状態です。
家に例えると同じ敷地内に別々に家屋があるといった感じです。
癒合胎盤(ゆごうたいばん)
それぞれの胎盤が一部融合している状態です。
家に例えると別々の家屋だったけど、くっついて二世帯住宅みたいになったといった感じです。
双子ができる確率と仕組み
双子のできる確率
厚生労働省の発表では双子の出生率は全体の出生率の約2%とされています。
しかし人工授精の場合、双子を妊娠する確率がグンとあがります。
これは排卵誘発剤によって引きおこります。
排卵誘発剤を使用すると排卵数のコントロールができないからとされています。
図のように排卵誘発剤の種類によっても大きくことなります。
自然妊娠の場合、約1%ととても少ないのがわかりますね。
自然妊娠で双子ができる仕組み
自然妊娠の場合、大きくわけて2種類あります。
二卵性双生児
2つの卵子が偶然排卵され2つとも着床する状態。
別々の受精卵から生まれてくるため、性別、血液型が同じになるとは限りません。
容姿についても歳の近い兄弟程度と言われています。
一卵性双生児
1つの受精卵が着床するまえに2つに別れ着床する状態。
元々同じ受精卵なので性別、血液型が同じになり、容姿もそっくりになります。
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双子は遺伝するの?
一卵性双生児の場合、偶然とされています。
双子が生まれるメカニズムはいまだに多くの謎につつまれており遺伝との関連性を特定することができないそうです。
二卵性双生児の場合、遺伝が関係するとされています。
母型の家系に双子が生まれていれば双子と妊娠する確率が高いそうです。
それは排卵と関係しているそうです。
他にも二卵性双生児を妊娠する確率が上がる行動というものが明らかになってきているそうです。
- 身長が高いほど二卵性の双子を妊娠しやすい
- 乳製品をよく食べる人は食べない人の5倍双子を妊娠しやすい
- 妊娠年齢があがるほど双子を妊娠しやすい

私、めちゃヨーグルト食べるんです(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ほとんど私の疑問だけ調べてみたのですが結構おもしろい結果になりました(笑)
主人が双子なので主人の家系と関係あるのかと思ってましたけど関係ないようですね。
ちなみに私は二卵性双生児だそうですよ(^_-)-☆
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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(@^^)/~~~
実は、私、双子を授かったんです。
主人自身も双子なんですが双子って遺伝するんでしょうか?
双子ってどうしてできるのでしょうか?
今回はこんな謎についてまとめていきたいと思います。