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熱中症予防に塩あめってどうなの?~成分から調べてみた~

まりこ
みなさん、こんにちは!育児中の薬剤師、まりこです。よろしくお願いします。
昨日は、ご縁をいただいている2カ月に1度出演させていただいているインターネットTVの出演日でした。
沢山の方に見ていただき、とても有難いです。今後とも応援よろしくお願いします。

さて、最近どんどん蒸し暑くなってきましたが、熱中症が心配になってきましたね。
熱中症予防として最近スーパで売っているのが「塩あめ」です。
みなさんは、夏になると「塩あめ」をなめたりしていますか?
今回は、そんな「塩あめ」について深堀りしていきたいと思います。

そもそも熱中症って?

体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。
重症度によって、次の3つの段階に分けられます。

Ⅰ度:現場での応急処置で対応できる軽症

  1. 立ちくらみ(脳への血流が瞬間的に不十分になったことで生じる)
  2. 筋肉痛、筋肉の硬直(発汗に伴う塩分の不足で生じるこむら返り)
  3. 大量の発汗

Ⅱ度:病院への搬送を必要とする中等症

頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感

Ⅲ度:入院して集中治療の必要性のある重症

  1. 意識障害、けいれん、手足の運動障害
  2. 高体温(体に触ると熱い。いわゆる熱射病、重度の日射病)

熱中症に塩がなぜいいの?

暑い日には知らずしらずのうちに汗をかき、体内の水分が失われています。のどが渇く前からこまめに水分を補給が必要なのですが、汗をかくと、水分と一緒にミネラルやビタミンも失われます。そこで、ミネラルも補給として塩が良いと言われているようです。

ミネラルとは?

一般的に広くは無機物(※1)の総称で、有機物(※2)のH(水素),O(酸素),C(炭素),N(窒素)以外をいいます。しかし塩の表示の場合は厚労省が定める健康上有意義とされる次の12元素をいいます。
Na(ナトリウム), K(カリウム), Ca(カルシウム), Mg(マグネシウム), Zn(亜鉛), Cr(クロム), Se(セレン), Fe(鉄), Cu(銅), Mn(マンガン), I(ヨウ素), P(リン)
※1 無機物:有機物以外のすべての物質
※2 炭水化物、タンパク質、脂肪などのように、生物の体内でつくり出される物質

塩はミネラル?

塩は、NaCl(塩化ナトリウム)というミネラルの一つです。食卓にある、食塩は他のミネラルも微量に含まれたものです。

汗の成分

汗の成分と組成より
汗の成分は▽水分98%以上▽塩分0.3%以上▽尿素0.1%▽尿酸・乳酸・アミノ酸等の有機酸やアンモニア・K・Ca・Mg等と言われています。
この結果から汗の成分の98%は水分であり、塩分やタンパク質、アミノ酸等の有機物はわずか2%以下ということですね。
コップ一杯の汗(250ml)をかいたとき、水分が245ml、塩分は、0.75g含まれているという計算になります。

塩あめの塩分量

汗の成分の内、塩分が0.3%含まれているということが分かりました。その他の成分を含めても2%でしたよね。
つまり、汗で失われた成分と同じ量を摂取すればよいことになります。
塩あめには、どんな成分が含まれているのでしょうか?
2つの塩あめを調べてみました。

この表でみてみると、コップ一杯の汗をかいたとき、コップ1杯の水と塩あめ4~7個食べないといけません。
塩あめといいながら、おもったより塩分が含まれておらず、沢山食べないといけないような印象です。

ドリンクで補給する場合

塩あめ以外にスポーツドリンクやミネラルの含まれた麦茶なども有効とききます。
こちらの成分も調べてみました。

これを見てみるとアクエリアスがやはり優秀ですね。麦茶も塩分はすくないですが、ミネラルが豊富です。

塩飴は、ミネラルが豊富に摂取できそうですが肝心の塩分は少ない感じです。
個数を食べれば補えますが、糖分も当然含まれているので、取りすぎはカロリーが気になります。
ドリンクは、水分と塩分、ミネラルがバランスよく摂取できそうですが、アクエリアスの場合、糖分も多いです。

本当に塩あめが必要?

スーパーへ行くと普通に塩あめが売られているし、テレビ等で塩分の補給が大切という情報が流れています。
しかし、本当にそんなに塩分が足りていないのでしょうか?

厚生労働省では、高血圧の予防を目的とした塩分摂取基準を公表しています。
2015年改定版では、7~8gとしています。
「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」の報告書より)
意識して量りながら料理をやってみると、この量がいかに少ないかが理解できると思います。
つまり、現代の日本人は塩分を普段の食事で沢山とりすぎているのです。
夏だからといってわざわざ塩あめで塩分を補給する必要はないと考えています。

炎天下の中、工事現場等で働く方は、上着や下着がべちょべちょになるぐらい汗をかいています。
コップ一杯分の汗どころでは、ありません。しかも上着に塩が浮いている状態になります。
こんな方たちは、塩あめが必要だと思います。塩あめでは少ないぐらいです。

塩分以外のミネラルを!!

現代人は、塩分を多くとり、他のミネラルやビタミンが不足していると言われています。
炎天下で働かないのであれば、塩分以外のミネラルやビタミンの不足を気にするべきではないでしょうか?
最近では、食事ではなかなかビタミンやミネラルが摂取しにくいので、サプリメントを上手に取り入れている方が多くなっています。
私自身も妊娠中、授乳中にビタミン、ミネラルが不足がちになるので、サプリメントにはとてもお世話になっています。
ミネラルについて興味ある方は、過去の記事、
『脅威の働きフルボ酸とは?大地の恵みで健康生活』
をご覧くださいね。
ちなみに私が今もお世話になっているサプリメントは下記に紹介しています。
👉まりこのお気に入り👈

まとめ

いかがでしたでしょうか?
夏だから塩をとらなきゃとか考えて塩あめを買ったりしていた時期もあったのですが、部活を一生懸命やっていた時期とちがい、あまり汗をかかなくなった現代人にとっては、塩分は取りすぎになってしまうのかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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