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ヤマザキパンはなぜカビないのか!?~実はアレが原因でした~

まりこ
みなさん、こんにちは。薬剤師のまりこです。
最近、食パンブームがすごいですよね?特に『乃が美』なんてとても話題になってますよね。でも、私はたべたことないんですけどね。しらべてみると近所のお店があるみたいなので、今度買いにいってみようとおもいます。
ところで皆さんは、こんな話は聞いたことないですか?
「ヤマザキパンは、カビが生えない」という話を。なんでも食品添加物が大量に使われているのでカビが生えないというまことしやかなお話です。
これって本当なのでしょうか?今回は、このお話についてまとめてみました。

なぜ、こんな噂が!?

実は、2009年にこんな著書が発売されています。

著者の渡辺雄二は「臭素酸カリウム」が「ヤマザキパン」にカビが生えない理由としています。

臭素酸カリウムとは?

強力な酸化剤であり、他の物質を酸化させる作用があるため、第1類危険物に指定されています。
加熱により分解し、有毒で腐食性のある気体が発生します。炭素、リン、硫黄などと激しく反応し、火災の危険をもたらします。
有毒であり、発癌性も指摘されています。
日本でも発がん性を認識されており、1982年にパン以外の使用は禁止され、パンについても添加は30ppm以下、かつ最終製品に残留してはならないと規制されました。
山崎製パンは製パン技術の向上を受けて、2014年2月より臭素酸カリウムを使用していません。

「臭素酸カリウム」が使用されると本当にカビが生えないのか?

実際には臭素酸カリウムは焼成過程で分解してしまうから製品には残留しないし、現状一番精度の高い検査方法(検出限界0.5ppb)で不検出になることを証明しないと出荷できないんです。事実上入っていないから、それでカビが防げるなんてことあるはずないんです。

ちなみに、当時のパッケージには、
「このパンには品質改善と風味の向上のため臭素酸カリウムを使用しています。残存に関しては厚生労働省の定める基準に合致しております。」
とあります。

臭素酸カリウムは何のために使ってたのか?

パンを焼く時の生地に臭素酸カリウムを添加すると、小麦粉のたんぱく質に効果的に作用し、パンの品質(膨らみ方や食感)が向上するといわれています。
つまり、防カビ、防腐目的で使用しているわけではないんですね。

食品添加物は悪なのか?

そもそも、食品添加物というのは、私達が安心して食べ物を食べるために入っているものなのです。
添付量についても国によって厳しく監視されていて、実際に使用される添付量は、基準より遥かに少ないんです。
なぜなら、その量で充分目的を達成できるうえに無駄なコストをかけないためです。
食品添加物について興味あるかたは、過去の記事
『食品添加物は本当に危険なのか?食品添加物の役割と安全性!』
をごらんくださいね。

なぜカビが生えないの?

正確には、なぜカビが生えにくいのか?ということですが、以下の理由でカビが生えにくいのです。
パンにカビを生やさないためには、限りなく清潔な環境でパンを製造し、その清潔な状態を維持できるように包装することと、製造されたパンの環境をカビの生えにくい状況にすること、この2つが大きな要素となってカビが生えない日持ちのするパンができるのです。
ヤマザキパンは企業努力により、これを実現しているんですねえ。

著者のことを調べてみました

著者は、なぜこのような本を出版したのでしょうか?
著者、渡辺雄二さんは、『買ってはいけない』の著者でもありますが、この『買ってはいけない』は、「週刊金曜日」に連載され、ベストセラーとなりました。
「週刊金曜日」は、休刊した『朝日ジャーナル』の思潮を受け継いでいると言われています。
『朝日』と言えば、反日をイメージするのは、私だけでしょうか?
なんとなく、お分かりですよね?著者は、何を目的にしているのか?

なぜ、こんな嘘が広まったのか?

『買ってはいけない』、『ヤマザキパンはなぜカビないか?』等を一部の日用消耗品等を販売する方たちが他社を悪者にして自社ブランドを有利に販売するために利用したと考えられます。
私のまわりでも、まだまだ、こんなとんでも本の影響を受けたかたがとても多いです。
詳しく調べてみると事実がみえるんですけどね。

まとめ

みなさん、いかがでしたでしょうか?
一部の都市伝説的な情報にまどわされていませんでしたか?私も最近までは、まどわされていました。
まだまだ、こんな誤解されたものって多いんですよ。例えば、「マーガリン」「シャンプー」等。
また、ここで記事としてまとめていきますので、楽しみにしておいてくださいね。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
ご意見、ご質問等あれば、気軽に下記LINE@までお問合せくださいね。