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【追加情報版】ヤマザキパンはなぜカビないのか!?~実はアレが原因でした~

まりこ
みなさん、こんにちは!薬剤師、まりこといいます。
先日SNSの投稿を見ているとびっくりするような内容が投稿されていたんです。
その投稿が真実なのか確かめてみましたのでみなさんに情報共有したいと思います。
過去に上げた「ヤマザキパンはなぜカビないのか!?~実はアレが原因でした~」に追加してお伝えしたいと思います。
今回のお話

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SNSの投稿

まず、私が見つけた投稿内容から紹介します。
このような投稿がされていました。

ヤマザキパンの年商は一兆二千億、二位の敷島パンは一千億
この差はどうしてなのかと敷島パンの社長に聞いたら
「海外で禁止されているような発がん性添加物を使って防腐してないから」
とな

この投稿に対してコメント欄では
Aさん:「私も山崎製パンは例え如何なる場合であっても「一切食べない&購入しない」を徹底しています。実際に食べなくなってから、体質面等で大幅な改善を得ています。」
Bさん:「普通にランチパックって商品とか不思議に思わないかな。と思います。」
Cさん:「添加物他諸々ある事はあまりにも有名な話ですが、日本はそんな危険なものを食品の中に入れても別に問題がない、販売してもいいって言う事は食に対する信頼は全くないですね。世界で笑われますね。」

こんな風に投稿内容に対して共感する内容が書かれていました。
私は、この投稿を読んで疑問に思ったんです。

と、いうことで、、、

敷島パンへ確認することにしました(笑)

私は投稿を見て感じた3つの疑問を、以下のように敷島パン(Pasco)の「お客さま相談室」へメールにて問い合わせてみたんです。

  1. 実際に社長に上記のような質問をされた方はいらっしゃるのですか?
  2. 社長自身が本当に上記のような発言をされたのでしょうか?
  3. 御社では発がん性添加物の使用はいっさいしていないのでしょうか?

ご丁寧に回答をいただきましたので原文をそのまま紹介します。

はじめまして。Pascoお客さま相談室の田中と申します。

日頃は私どもPasco商品へのご愛顧を賜り、誠にありがとう
ございます。

この度は、メールをいただきありがとうございます。

私どもでは、岩本様からお問合せいただきました内容につきまし
て、取材を受け、回答した記録はございません。

また、食品添加物は、食品衛生法により使用対象食品、使用量、
目的などが厳しく制限されておりますが、私どもでは法律で定め
られている量よりもさらに少ない量を自主基準で定めており、
使用する際も必要最低量に制限しております。

ご参考になれば幸いです。

私どもでは、より美味しい、より健康的で安全な、Pasco
商品を提供できますよう、社員全員で励んでまいります。

今後とも、Pasco商品をご愛顧くださいますよう心よりお願い
申し上げます。

嘘ですやん(笑)

社長は投稿内容のようなことを話していないんですね。
しかも添加物は使用しているとも回答がありました。
「必要最低量」というのはどの会社も同じだと思います。
なぜならその量いれるだけで目的が達成できるなら余分にいれる必要がないんですね。

いかがでしたか?

では、ヤマザキパンはどうなのでしょうか?
添加物のことはどうなのでしょうか?
まことやしかな噂話をテーマに調べてみました。

___

「ヤマザキパンは、カビが生えない」という話

皆さんは、こんな話は聞いたことないですか?
「ヤマザキパンは、カビが生えない」という話を。なんでも食品添加物が大量に使われているのでカビが生えないというまことしやかなお話です。
実は、2009年にこんな著書が発売されています。

著者の渡辺雄二は「臭素酸カリウム」が「ヤマザキパン」にカビが生えない理由としています。

臭素酸カリウムとは?

強力な酸化剤であり、他の物質を酸化させる作用があるため、第1類危険物に指定されています。
加熱により分解し、有毒で腐食性のある気体が発生します。炭素、リン、硫黄などと激しく反応し、火災の危険をもたらします。
有毒であり、発癌性も指摘されています。
日本でも発がん性を認識されており、1982年にパン以外の使用は禁止され、パンについても添加は30ppm以下、かつ最終製品に残留してはならないと規制されました。
山崎製パンは製パン技術の向上を受けて、2014年2月より臭素酸カリウムを使用していません。

「臭素酸カリウム」が使用されると本当にカビが生えないのか?

実際には臭素酸カリウムは焼成過程で分解してしまうから製品には残留しないし、現状一番精度の高い検査方法(検出限界0.5ppb)で不検出になることを証明しないと出荷できないんです。事実上入っていないから、それでカビが防げるなんてことあるはずないんです。

ちなみに、当時のパッケージには、
「このパンには品質改善と風味の向上のため臭素酸カリウムを使用しています。残存に関しては厚生労働省の定める基準に合致しております。」
とあります。

臭素酸カリウムは何のために使ってたのか?

パンを焼く時の生地に臭素酸カリウムを添加すると、小麦粉のたんぱく質に効果的に作用し、パンの品質(膨らみ方や食感)が向上するといわれています。
つまり、防カビ、防腐目的で使用しているわけではないんですね。

食品添加物は悪なのか?

そもそも、食品添加物というのは、私達が安心して食べ物を食べるために入っているものなのです。
添付量についても国によって厳しく監視されていて、実際に使用される添付量は、基準より遥かに少ないんです。
なぜなら、その量で充分目的を達成できるうえに無駄なコストをかけないためです。
食品添加物について興味ある方は、過去の記事
『食品添加物は本当に危険なのか?食品添加物の役割と安全性!』
をごらんくださいね。

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なぜカビが生えないの?

正確には、なぜカビが生えにくいのか?ということですが、以下の理由でカビが生えにくいのです。
パンにカビを生やさないためには、限りなく清潔な環境でパンを製造し、その清潔な状態を維持できるように包装することと、製造されたパンの環境をカビの生えにくい状況にすること、この2つが大きな要素となってカビが生えない日持ちのするパンができるのです。
ヤマザキパンは企業努力により、これを実現しているんですねえ。

著者のことを調べてみました

著者は、なぜこのような本を出版したのでしょうか?
著者、渡辺雄二さんは、『買ってはいけない』の著者でもありますが、この『買ってはいけない』は、「週刊金曜日」に連載され、ベストセラーとなりました。
「週刊金曜日」は、休刊した『朝日ジャーナル』の思想を受け継いでいると言われています。
『朝日』と言えば、反日をイメージするのは、私だけでしょうか?
なんとなく、お分かりですよね?著者は、何を目的にしているのか?

なぜ、こんな嘘が広まったのか?

『買ってはいけない』、『ヤマザキパンはなぜカビないか?』等を一部の日用消耗品等を販売する方たちが他社を悪者にして自社ブランドを有利に販売するために利用したと考えられます。
私のまわりでも、まだまだ、こんなとんでも本の影響を受けた方がとても多いです。
詳しく調べてみると事実がみえるんですけどね。

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まとめ

私も高校生の時に『買ってはいけない』を読み、あれもダメ、これもダメと信じていましたが、薬学部でいろいろ学び、国が様々な基準を設けて人に害のないような量でしか使ってないことを知りました。
また、企業側も、大量に使っても効果が変わらないものを必要以上に入れるはずもないですよね。
少し考えたり調べたりしたら分かることがたくさんあるので、人から聞いたりSNSで知ったことを鵜呑みにするのではなく、自分で確認していきたいものですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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