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牛乳って実は種類があるんですね!?

まりこ
みなさん、こんにちは!出産を3週間後に控えた薬剤師のまりこです。
さて先日、牛乳を買ったんですが、原材料名に脱脂粉乳って書いてあるのを見てビックリしたんです。
みなさんは脱脂粉乳から加工乳というものが作られるって知っていましたか?
私は、牛乳って生乳そのままか、その成分を調節したものだけかと思ってました。
ということで今回は牛乳の種類についてまとめてみました。
今回のお話

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牛乳の種類

牛から絞ったままの乳を「生乳(せいにゅう)」といいます。
そして、お店で売っている牛乳にはいろんな種類があり、これらを総称して「牛乳類」といいます。
食品衛生法に基づく乳等省令および「飲用乳の表示に関する公正競争規約」によって、使用原材料や成分規格などを「種類別」に分類して容器に表示するよう規定されています。
牛乳、成分調整牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳、加工乳、乳飲料などのことです。

種類別:牛乳

成分無調整のまま、生乳を殺菌しパック詰めしたもの。
(水などを加えることは法令で一切禁じられています)

種類別:成分調整牛乳

生乳から乳脂肪分などの一部を取り除き、成分を調整したもの。

種類別:低脂肪牛乳

生乳から乳脂肪分を取り除き、低脂肪にしたもの。
(乳脂肪分0.5%以上 1.5%以下)

種類別:無脂肪牛乳

生乳から乳脂肪分を取り除き、無脂肪にしたもの。
(乳脂肪分0.5%未満)

生乳、牛乳または乳製品を使用

種類別:加工乳

生乳や牛乳またはこれらを原料として製造した乳製品
(脱脂粉乳・クリーム・バターなど)を加工したもの。

生乳、牛乳または乳製品・乳製品以外のものを使用

種類別:乳飲料

生乳や乳製品を主原料にビタミン・ミネラル・カルシウムなどの
栄養分や、コーヒーや果汁を加えたもの。

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牛乳類の選び方

脂肪の含有量が多いほど、コクのある味わいになります。牛乳らしいまろやかで濃厚な味わいものがお好みの方は、低脂肪牛乳よりも、成分無調整牛乳や脂肪分を多めに配合された加工乳や乳飲料を選ぶと良いですよ。

カロリーを控えめにしたい方

脂肪の含有量が少ない低脂肪牛乳や無脂肪牛乳、低脂肪タイプの加工乳や乳飲料を選ぶと良いですよ。

フレーバー付きの乳飲料が好きな方

プレーンな牛乳の味にアクセントがほしい時は「嗜好飲料タイプ」の乳飲料がオススメです。フルーツ味やチョコレート味など、様々な味の種類があります。その日の気分や好みに応じて選んでみるのも楽しいですよ。

ちなみに一般的に口にする「コーヒー牛乳」や「イチゴ牛乳」。正式な名称をご存知ですか?
「牛乳」と表記するためには、生乳以外の原料を加えてはいけません。なので、これらは「牛乳」と呼べず、法律上は「乳飲料」として販売しています。

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まとめ

私は普段はほとんど牛乳を飲まないのですが、不思議なことに妊娠中期あたりからすごく牛乳が飲みたくなって、毎日1-2杯は飲んでます。
1人目を妊娠してる時もそうでした。妊娠中は体が牛乳(カルシウム)を必要としているのかもしれないですね!
あと、若い頃は太るのを気にして低脂肪乳を選んでいたのですが、今は美味しく飲みたいので味で選んでいます。みなさんは何を基準に選んでますか? よかったら教えてくださいね☆

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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