
糖尿病は予備群を含め2200万人
昔から、ご飯や麺類など糖質が大好きな日本人。更に食の欧米化が進み、高血糖や、おデブちゃんの割合が増えたと言われています。
血糖は、細胞へのエネルギーを運ぶというとても大切な役割があるのですが、血糖が高い状態がつづくと、筋肉や肝臓がいっぱいいっぱいになってしまい、いろんな病気を起こす「糖尿病」のきっかけになってしまいます。
厚生労働省によれば、現在、国内の糖尿病患者、予備群を含め2200万人を上回ると予想されており、問題視されています。
(厚生労働省「平成20年国民健康・栄養調査」)
糖尿病は予防が第一

さらに、病状が進むと、血糖値を下げるための薬や、インスリンの分泌を促す注射など、薬物療法が必要になってきます。
さらに病状が悪化すると、最悪の場合、失明したり、手足の壊疽を起こしたり、人工透析が必要になったりと、深刻な状態になる危険性があります。
だから、何よりも予防することがもっとも重要なのです。
血糖値を下げる効果が期待される食品

野菜などに多く含まれるミネラルは、インスリンの働き(糖代謝作用)を助けてくれます。
ミネラルが豊富な野菜、タマネギ
タマネギには沢山のミネラルが含まれており、血糖値が高い人は是非食べていただきたい野菜です。
目安として1日に1/4個食べていただけるといいと思います。食べすぎたとしても、血糖値が下がりすぎたりしないので、安心してくださいね。
1日1/2個程度を食べ続けると健康管理的にはばっちりです。
火を通しても、通さなくても効果は変わらないのですが、水にさらすのは、厳禁です。
水溶性ビタミンなど、水に溶けやすい栄養分が流れてしまいますので。
オクラの〇〇は血糖値の上昇を抑える?
オクラに含まれる、ネバネバ成分は食物繊維の一種です。
血圧を下げたり、腸内で糖質の吸収を抑えるので食後、血糖値の上昇を抑えてくれます。
また、オクラは、インスリンの働きを活発にする、ミネラルも豊富に含まれています。
五穀を食べる
キビ、ヒエ、麦、アワ、玄米、黒米などの穀物のことを五穀といいます。
これら五穀にはミネラルやビタミンを多く含むので、様々な健康的な効果があるとされています。
近頃では、スーパで手軽に手に入るので、白米と混ぜて炊く方も増えていますよね。
五穀は歯ごたえがあるため、良く噛んで食べるようになります。
すると満腹中枢が働きやすいので食べすぎを防止できます。また、よく噛むと消化にもよいので、インスリンの働きもよくなるので、血糖値の上昇を防いでくれます。
アロエをデザートで食べる
アロエには多糖類のアルポランというものが含まれていて、インスリンの分泌を助けて血糖値を下げる効果があります。
これまで、アロエの薬効は、認められていましたが、食べにくいのが難点です。
薄くしてヨーグルトに混ぜたり、ジュースとしてとるのもいいでしょう。
最近では、アロエの飲みやすいドリンクなんてのもあるので、それを飲むのもいいですね。
忙しいあなたには
仕事や子育てで何かと忙しいママやパパ。出来合いのお惣菜ですませたり、簡単に作ることができるパスタや麺類にメニューが偏ったりしますよね。分かってはいるけれどミネラルが豊富な食事がなかなか取れないというかたは、ミネラルを多く含んだサプリメントもおすすめです。通販でも簡単に手に入るし何より薬ではないので毎日の食事にプラスオンするだけなので助かりますよね。
筋トレで血糖値を改善

でも筋肉量は20歳代を過ぎると落ちていきます。そのため、年齢を重ねると筋肉量が減りブドウ糖の消費量も必然的に減少します。
これが、血液中にブドウ糖が多く残ってしまう原因なのです。
筋トレを行うことで、筋肉量を増加させ、基礎代謝量が上昇し、おデブちゃんになりにくい身体にしてくれます。
まとめ

自分も気を付けようという決意もこめて今回の記事をまとめてみました。みなさんのお役にたてていただけると嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
なんとも今風なのですが、『gooニュース』でこんな記事をみつけました。(現在、この記事はありません)
『3年後、糖尿病になる?AIが予測、HPで公開』
なんでも、身長や体重、血圧等の情報を入力すると、将来(3年後)糖尿病が発症する確率や、同世代の平均と比較できるというサービスです。
この記事は、現在ありませんが、ツールは下記にリンクを貼っておきますので、興味のある方は試してみてくださいね。
『糖尿病リスク予測ツール』
実は、主人が何気にあちこち悪いんです。血圧、尿酸値、中性脂肪・・・(;^_^A
薬剤師の旦那やのにねえ。こんな感じで結構、血糖値も気になるお年頃なんです。
ということで、今回は、血糖値のお話です。食べながら糖尿病予防ができるという情報がありましたので、まとめてみました。