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苦いだけじゃない!?漢方薬の味を紹介します。

まりこ
みなさん、こんにちは!育休中の薬剤師、まりこです。よろしくお願いします。
先日、主人が高熱を出したので、流行りのインフルエンザかと心配しましたが、幸い、扁桃腺からくる熱だったようです。
そのとき、処方された漢方薬を飲んだ主人は「甘い!!」と驚いていました。どうやら漢方薬は、苦くて不味いものというイメージが強かったようです。
実は、漢方薬って苦いだけじゃないんです。今回はそんなお話をしてみたいと思います。

漢方薬の味による薬効

漢方薬は味にも薬効があることはいわれています。例えば酸味は粘膜などを収縮させ、苦味は乾燥させ下に降ろす作用があります。甘い物は「補う」働きがあるため、普段から摂取する必要や場合により身体のほうから要求してくることもあります。苦い物は摂り過ぎると体内に必要なものを体外に排出してしまうので、苦い物をあまり好まないのは自然の摂理にかなっているのかもしれません。ただし、病気になって体内の悪い物を排出させるのに苦味のものが必要になることがあります。不思議なことに苦い物が必要になるときは意外と苦い物がそれほど苦でなくなりますし、普段甘い物が好きなのに逆に苦手になるときもあります。そのときの証(身体の状態)により「味証」が変化するんですね。

漢方の五味

一般的に漢方薬の味は、五味あると言われています。甘み、酸味、苦み、辛味、かん味(塩辛い)の5つです。生薬ひとつひとつに独特の香りと味があり、それが複数配合されているのが漢方薬。つまり、苦いだけではないのです!では、私が実際飲んだ漢方の味で特徴的なものを紹介していきます。

飲みやすい

桔梗湯(ききょうとう)

甘味のある薄味で飲みやす。
ノドが痛みを取り除く目的で用いられます。

まりこ
先日、旦那に処方された漢方薬です。本当に甘いですよ。機会があれば試してみてください。

小建中湯(しょうけんちゅうとう)

まろやかな甘さで、香りもよく、少しぴりっとした味が調和して、薄味でとても飲みやすい。
腹痛、虚弱体質、夜泣きなどに処方されます。

まりこ
コウイ(飴)が入っているので甘くてとっても飲みやすいです。

飲みにくい

麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)

苦みがあり、後口が渋みとしびれ感が強く飲みにくい。
冷え症、頭痛、関節痛、神経痛などに処方されます。

まりこ
しびれ感があり独特な味で飲みにくい部類の漢方薬です。

飲みにくいけど・・・

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

香りも強くいろいろな味が入り交じった不快な苦みで、甘味も不快さを増していてとても飲みにくい。
花粉症、アトピー性皮膚炎、中耳炎、鼻炎等に処方されます。

まりこ
苦くてとても飲みにくいのですが、花粉症の時期になると不思議なことに飲みたくなります。

越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)

甘味と渋みが混ざったまずい味で飲みにくい。
乳腫、腎炎、皮膚疾患等に処方される。

まりこ
息子が飲んでる漢方ですが、結構ごくごく飲んでます。この漢方、子供ウケがいいみたいですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
漢方薬は、苦い、まずい、飲みにくいというイメージを持たれている方は多いと思いますが、実は体調によって味も変わっていくのです。普段苦いと感じる漢方薬も体調が悪いときには飲みやすかったりするのは、その漢方薬が今の自分に合っていると言えます。味も薬効の一部ですので、是非オブラート等につつまず味わいながら飲んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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