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麻しん(はしか)が怖い理由とは?~免疫がないと必ず感染します~

はしか 大阪で急増!!

2019年2月22日にこんなニュースがネットで掲載されていました。
(参考:yomiDr.より)
大阪府で感染拡大が続く麻しん(はしか)について、府は21日、今年の患者数が81人(17日現在)になったと発表した。前週まで全都道府県で最も多かった三重県は49人のまま増えておらず、府の患者数が全国最多となる見通し。患者は10~30歳代が8割を占め、この年齢層への対策が急務になっている。

まりこ
みなさん、こんにちは!育休中の薬剤師、まりこです。よろしくお願いします。
さて、入院していた父が退院するということで、病院まで迎えにいったのですが、病院の出入り口にこんなことが書いていました。
「麻しん(はしか)とおもったらまずお電話してください。」
麻しん(はしか)って今、流行っているみたいですね。
ということで、今回は『麻しん(別名:はしか)』についてまとめました。

麻しん(はしか)と思ったら

まず、大切なことから書いていきます。
麻しんとおもったら、どうすればいいのでしょうか?厚生労働省のサイトでは、こんなことが書かれています。

発疹、発熱などの麻しんのような症状がある 場合は、麻しんの疑いがあることをかかりつけ医または医療機関に電話等で伝え、受診の要否や注意点を確認してから、その指示に従ってください。また麻しんの感染力は非常に強いと言われています。医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。

麻しん(はしか)とは

麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

症状

典型的な麻しんの発症例では、感染後10~14日間の潜伏期を経て、以下の経過をたどります。

  1. カタル期:38℃前後の発熱、上気道炎症状等、経過中に頬粘膜にコプリック斑出現
  2. 発疹期:39℃以上の発熱、頭頚部より発疹が出現して全身に広がる
  3. 回復期

カタル期が最も感染力が強い時期となっており、カタル期で麻しんであることに気づかずに行動することが、感染を広げる原因となります。

合併症として肺炎、中耳炎、脳炎、心筋炎等があり、2000年に大阪で麻疹が流行した際には入院率は40%を超えました。未だに有効な治療方法はありません。

予防

麻しんは空気(飛沫核)感染する感染症です。麻しんウイルスの直径は100~250nmであり、飛沫核の状態で空中を浮遊し、それを吸い込むことで感染しますので、マスクを装着しても感染を防ぐことは困難です。麻しんの感染発症を防ぐ唯一の予防手段は、予めワクチンを接種して麻しんに対する免疫を獲得しておくことです。

ワクチンについて

麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんの予防接種が最も有効な予防法といえます。また、麻しんの患者さんに接触した場合、72時間以内に麻しんワクチンの接種をすることで、麻しんの発症を予防できる可能性があります。詳しくは、かかりつけの医師とご相談ください。

麻しんの怖さ

麻しんで怖いのは合併症で、命の危険も伴います。30%の患者に合併症がみられ、その40%が入院を必要とします。その中でも、肺炎と脳炎が、麻しんによる二大死因となり、注意が必要です。
大人になってから発症すると重症化しやすいとされ、注意が必要です。
しかし、ある理由によって、近年の発症者は27~40歳の「大人世代」に集中しているのです。

27~40歳は免疫の「空白世代」


上記の表をご確認ください。
感染危険度が最も高いのは、1978年~1990年4月1日に生まれた方だと言われています。
これは、麻しんの予防接種が1978年に定期接種になりましたが、まだ1回接種でした。
1988年から、麻しん・おたふくかぜ・風しんの混合ワクチン(MMRワクチン)が認可されましたが、おたふくかぜワクチン株による髄膜炎が多発し、1993年にMMRワクチンは中止。以前の麻しんワクチンに戻りますが、このことで接種率は一時低下します。
2006年から1歳児と小学校入学前1年間の幼児の2回接種制度が始まります。
2007年夏に麻しんが大流行しますが、患者は10~20代に集中。高校、短大、大学など160校以上が休校しました。そこで、2008~2012年度の5年間に限り、中学1年と高校3年相当年齢の人に2回目のワクチン接種が導入されました(キャッチアップ・キャンペーン)。
こうした経緯から、現在の27~40歳は(キャッチアップ・キャンペーンからも外れ)免疫がある人/ない人が混在する”空白世代”になったのです。

まとめ

いかがでしたか?
うちの旦那は、予防接種を一度も接種していない世代です。私は、一番危険なところです。
恐いのでちゃんと免疫があるのか確認して我が子にうつさないようにしたいと思います。
みなさんも正しい知識と行動で備えてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最近硬いネタが多いので来週はゆるい感じにもどそうと思います。
何か知りたことがありましたら、下記LINE@までお気軽にメッセージくださいね。