yoku1
mariko
kakiuchi
kagau
hikosaka
matumoto
sp5-768×259
キャプチャ

 【緊急注意】『風疹』大流行!!~これから生まれる赤ちゃんのために~

注意喚起

まりこ
こんにちは、育休薬剤師のまりこです。よろしくお願いします。さて今回のテーマは『風疹』です。かなりニュースで話題になってますよね?
10月16日(火)に産経新聞では、こんな感じで報道されています。

国立感染症研究所(感染研)は16日、今年になって報告された風疹(ふうしん)患者数が1103人になったと発表した。昨年1年間(93人)の約12倍に上っており、平成24~25年の前回の大流行に匹敵する規模への拡大が懸念される。
(産経新聞より)

まりこ
また、風疹が流行っていることから、人気漫画『コウノドリ』の風疹の回を期間限定で緊急無料公開されています。

『コウノドリ』風疹エピソードを緊急無料公開!

これだけ話題になっている『風疹』の何が怖いのでしょうか?このブログを読んでいただいる皆さんが正しく理解して『風疹』のワクチンを接種していただけることを節に願っています。

『風疹』の怖さ

『風疹』は妊娠初期の女性がかかると、生まれてくる赤ちゃんが『先天性風疹症候群』という障害になることがあります。その確率は妊娠7週の場合80%と言われています。仮にお母さんが抗体を持っていたとしても、お父さんが『風疹』にかかってしまった場合、電車、バス、立ち寄ったお店に妊婦の方いたとしたら、自分の『風疹』を移したという自覚もなく、また、妊婦の方は、誰に移されたか覚えのないまま、大切な赤ちゃんが障害を持ってしまうのです。
(『コウノドリ』より内容抜粋)

まりこ
漫画『コウノドリ』で『先天性風疹症候群』の怖さをこう表現しています。

『先天性風疹症候群』は怖いというよりは、むしろ、とても悔しいことです。阻止できたはずの障害ですから

『先天性風疹症候群』の3大症状

  • 先天性心症患
  • 難聴
  • 白内障

『風疹』治療方法


発熱、関節炎などに対しては解熱鎮痛剤が用いられるが、特異的な治療法はなく、症状を和らげる対症療法のみである。(NID国立感染症研究所HPより)

まりこ
『風疹』自体の治療法はなく、症状を和らげることしができないようです。大切なのは予防することのようです。

子供のときに予防してる?

まりこ
まず、この図を確認してみてください。

産経新聞より

なんと!昭和54年4月1日までに生まれた男性は予防接種の機会すら無かったことになります。
まりこ
うちの旦那、予防接種うけていません!!。やばい!!
まずは、自分が予防接種を受けているのか、記憶だけに頼るのではなく、この図で必ず確認してください。そしてパートナーの方にも確認してもらってください。これからお子さんを授かろうとする方はなおさらです。

『先天性風疹症候群』は注射1本で防げる!

風疹ワクチンは、弱毒化を行った 種(たね) ウイルス(弱毒株ウイルス)を培養・増殖させ、凍結乾燥したものです。弱毒株ウイルスを接種した場合、通常の風疹感染と違ってほとんど症状はでませんが、風疹ウイルスに対する免疫を得ることができます。
現在は、麻疹ワクチンと混合した麻疹風疹混合ワクチンが定期の予防接種に用いられています。

予防接種の費用

予防接種を行なっている医療機関などに問い合わせてください。料金の設定は、それぞれの医療機関で異なります。
地域により助成金がでるようなので確認してみてくださいね。
兵庫の助成金がでる地域
大阪市の助成金情報
大阪府の風疹情報

まとめ

まりこ
いかがでしたか?なんだか脅してるみたいなブログになっちゃったみたいで恐縮ですが、とても大切なことなので情報をまとめてみました。私の旦那もこの情報で予防接種を受けるといっています。みなさんも是非この機会に真剣に考えてみてくださいね。最後まで読んでいただきありがとうございまいた。