注意喚起

国立感染症研究所(感染研)は16日、今年になって報告された風疹(ふうしん)患者数が1103人になったと発表した。昨年1年間(93人)の約12倍に上っており、平成24~25年の前回の大流行に匹敵する規模への拡大が懸念される。
(産経新聞より)

これだけ話題になっている『風疹』の何が怖いのでしょうか?このブログを読んでいただいる皆さんが正しく理解して『風疹』のワクチンを接種していただけることを節に願っています。
『風疹』の怖さ
『風疹』は妊娠初期の女性がかかると、生まれてくる赤ちゃんが『先天性風疹症候群』という障害になることがあります。その確率は妊娠7週の場合80%と言われています。仮にお母さんが抗体を持っていたとしても、お父さんが『風疹』にかかってしまった場合、電車、バス、立ち寄ったお店に妊婦の方いたとしたら、自分の『風疹』を移したという自覚もなく、また、妊婦の方は、誰に移されたか覚えのないまま、大切な赤ちゃんが障害を持ってしまうのです。
(『コウノドリ』より内容抜粋)

『先天性風疹症候群』は怖いというよりは、むしろ、とても悔しいことです。阻止できたはずの障害ですから
『先天性風疹症候群』の3大症状
- 先天性心症患
- 難聴
- 白内障
『風疹』治療方法
発熱、関節炎などに対しては解熱鎮痛剤が用いられるが、特異的な治療法はなく、症状を和らげる対症療法のみである。(NID国立感染症研究所HPより)

子供のときに予防してる?


産経新聞より

『先天性風疹症候群』は注射1本で防げる!
風疹ワクチンは、弱毒化を行った 種(たね) ウイルス(弱毒株ウイルス)を培養・増殖させ、凍結乾燥したものです。弱毒株ウイルスを接種した場合、通常の風疹感染と違ってほとんど症状はでませんが、風疹ウイルスに対する免疫を得ることができます。
現在は、麻疹ワクチンと混合した麻疹風疹混合ワクチンが定期の予防接種に用いられています。
予防接種の費用
予防接種を行なっている医療機関などに問い合わせてください。料金の設定は、それぞれの医療機関で異なります。
地域により助成金がでるようなので確認してみてくださいね。
兵庫の助成金がでる地域
大阪市の助成金情報
大阪府の風疹情報
まとめ

10月16日(火)に産経新聞では、こんな感じで報道されています。