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子供が筋トレすると身長がの伸びなくなるの?~まことしやかな嘘をあばきます~

まりこ
みなさん、こんにちは!薬剤師、まりこです。
最近、こんな質問を受けました。
「思春期に筋トレすると身長がの伸びなくなるんですか?」
私も聞いたことがあります。でもよくわからないので調べてみました。
今回のお話

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思春期の筋トレは良い?悪い?

子供の筋トレは良くないというお話を聞くことありますが、実は体にはいいことなんです。
正しい方法で行うことで子供の成長を助け、スポーツなどのパフォーマンスを高めて怪我の防止にもなるんです。

では、なぜ良くないと思われているのでしょうか?
それは、「成長を止めてしまう」「筋トレにより関節を痛めてしまう」という子供の成長に悪影響があるとされる情報が広がっているためです。

確かに大人のようなハードな筋トレを行うと効果が薄かったり体をいためやすいという問題もあります。
しかし、筋トレによって成長が止まることは無く、むしろ成長ホルモンが分泌されるというメリットの方が大きいです。

関節の怪我については、子供にあったメニューを行うことが大切です。
トップアスリートのメニューをそのまま真似して子供にされるのは誤りです。

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赤ちゃんも筋トレしている

実は赤ちゃんも筋トレを行っているってご存知ですか?
赤ちゃんが大泣きしたりハイハイしたりする動作は筋トレの一種です。

息子が大泣きしてたときに、友人が「泣く練習がんばってるねえ」って褒めてて凄いなあって思ってましたがホントに練習しているのかもですね。

子供が筋トレを行うときは赤ちゃんのように道具は必要ありません。
自重トレーニングといって自分の体の重さを利用して行うトレーニングでいいんです。

幼児期

幼児期はとにかくいろんな遊びを行うことが大切です。
遊びがそのまま筋トレになっています。
すべり台やジャングルジムを昇り降りすることで手や足を支えたり、バランスを取るなど様々な体の動かし方を学んでいきます。
そこから自分の体を自由に動かす「巧緻性(こうちせい)」が身についていきます。

小学生

小学生の低学年のことろは運動に関わる神経系を発達させる重要な時期です。
筋トレの効果はまだ低いものの、今後のスポーツの動作習得のために筋トレを取り入れることも有効といえます。
骨や関節の影響も考えて座位や寝た姿勢で行える簡単な筋トレを行いましょう。

中学生

中学生は身長や体重が急成長する時期です。
急に体が大きくなり運動の強度も上がります。
筋トレを行う事で自身の体を支える力が身に付き、怪我の予防にもなります。

大きく体が変化する時期なのでトレーニング方法は細かくチェックしながら行いましょう。
成長の個人差が大きいため、チームで筋トレを行う場合は個人ごとの負荷設定にも注意が必要です。
この時期は、まだ高重量のウエイトトレーニングは必要ありません。
自重トレーニングや軽めのダンベルを使った筋トレを中心に行っていきましょう。

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子供にお勧め筋トレメニュー

こちらでは子供におすすめする筋トレメニューをご紹介します。

腹筋を鍛える

体育座りになり、胸の前で手を組んで背筋を伸ばします。そのまま、上体を後ろに倒していきましょう。倒せる限界のところで5秒間ほど姿勢をキープします。

体幹を鍛える1

腕立ての姿勢で、頭から足までまっすぐにしましょう。腰を反ったりお尻を上げたりしないようにして、姿勢を5秒間キープします。

脇腹や下半身を鍛える

横向きで寝そべり、手でカラダを支え、両足を揃えて床につけましょう。上側になっている足をゆっくり上げます。限界まで上げたら、元の姿勢に戻ってください。反対側も同じように、各10回行います。

お尻や体幹を鍛える

仰向けで寝て両膝を曲げ、頭から膝までまっすぐになるように腰を浮かせましょう。片方の膝を伸ばし、まっすぐになったら元の姿勢に戻ります。左右交互に5セット繰り返します。

体幹を鍛える2

片足立ちになって、両手は床と水平に上げます。浮かせた足を90度にし、その姿勢を10秒間キープしましょう。背中が丸くなったり、足が落ちないように注意しながら行ってください。

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まとめ

最近、うちの息子は保育園から帰ってから、まだ遊び足りないのか公園に行って遊びます。多分、保育園でもいろいろな遊具で遊んでいるんでしょうが、公園では主に滑り台をします。
これが筋トレになっているとは思いもしませんでしたが、これからは遊んでいるだけと捉えずに筋トレがんばってるなぁって思って見守ってやりたいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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