
はるかに危険な新型コロナ
2019年12月に中国の武漢市から広がった新型コロナウイルス(COVID-19)ですが、当初多くの科学者はインフルエンザの方が危険と考えていました。
しかし、実際は新型コロナウイルスの方がはるかに危険であることがわかってきました。
症状について
熱、咳、のどの痛み、頭痛といったインフルエンザによく似た症状があるためインフルエンザとよく比較されます。
実際に専門医でないと違いが分からないほど症状が似ているそうです。
致死率について
WHOによればインフルエンザの致死率は0.1%に対し、
新型コロナの致死率は約3~4%と
なんと約30~40倍です。
もちろん年齢や健康状態によってもかわってきます。
致死率は年齢と共に高くなります。
また、心臓病、糖尿病などの疾病の方は更に致死率が上昇します。
感染の広がり方の違い
WHOによれば、インフルエンザは1人の感染者から約1.3人に感染させるのに対し、
新型コロナは1人の感染者から約2~2.5人に感染させます。
この数字の差はそんなにないような感じがしますが、想像以上に大きな差になります。
例えば感染が10回おこったとしたら、
インフルエンザの場合、合計56人の感染者がでるのに対し、
新型コロナではなんと、最大で15893人の感染者がでるのです。
インフルエンザに比べかなり感染しやすいことがわかります。
潜伏期間の長さ
WHOによれば感染してから症状がでるまで、
インフルエンザの場合、1~3日かかるのに対して、
新型コロナの場合、1~12.5日(多くは5~6日)かかります。
ここで問題なのが、症状が出ていない間にも人に感染させてしまうことです。
新型コロナは感染してから感染を自覚するまで時間がかかるため、知らない間に家族や友人に感染させてしまう可能性が高くなってしまうのです。
特効薬について
インフルエンザの場合、特効薬が何種類かあり患者に合わせて変更したり、選択したりすることができます。
ところが、新型コロナウイルスは今のところ特効薬がありません。
候補として「アビガン」「レムデシビル」がありますが、どちらも副作用があり条件付きで使用できるようになると思います。
例えば、「アビガン」の場合、妊婦やお子さんの欲しい夫婦などは奥さん、旦那さんともに使用できません。
「レムデシビル」は腎臓になんらかの障害を与えてしまうことがわかっています。
使用できるようになったからといって手放しで喜べませんね。
まとめ
私も最初、新型コロナウイルスはそんなに怖い病気ではないかもと思っていましたが、実際はインフルエンザよりも恐れるべきウイルスなんだと分かりました。
日本の場合、医療崩壊を防ぐためPCR検査を行う段階でふるいにかけ、人数を極力減らすようにしているようです。
私はこれは適切な方法だと思います。
実際に日本の死亡者は他国にくらべ少なく抑えられているのですから。
まだまだ、自粛期間はつづきますが、正しい知識にのりきましょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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緊急事態宣言も一ヶ月延長することになりそうですが、新型コロナウィルスってそこまでするほど怖い病気なのでしょうか?
インフルエンザの方が圧倒的に感染する人数が多いのにどうしてここまでして終息させようとするのでしょうか?
今回は、新型コロナウイルスをインフルエンザと比較しながら危険性についてまとめていきたいと思います。