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寒いと風邪をひくってほんと?

まりこ
みなさん、こんにちは!育児中の薬剤師、まりこです。
皆さんは、「寒いと風邪をひく」とか、「温かい格好をしないとだめ」と小さい頃によく言われませんでした?
でも、

  • そもそも寒いと風邪をひきやすくなるのは本当?
  • 本当だとしたらそれはなぜ?

今回は、こういった寒さと風邪について書いていきたいと思います。

今回のお話

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寒さは関係ないという考え

2003年に528名を対象に行われた調査では、風邪の予防として、厚着をするなどの服装に注意をする人が
32%いたそうです。

部屋の温度を上げる人は
29%もいました。

多くの人が体を冷やさないように気をつかっていることがわかりますね。

そもそも、寒いと風邪をひきやすくなるのは本当なのでしょうか?
結論からいいますと本当です。

しかし、寒いと風邪をひくという考えは多くの人に否定されてきました。

というのも、風邪は

ライノウィルス
アデノウィルス
コロナウィルス

こういったウィルスに感染することが
80~90%原因です。

つまり、寒さ自体が風邪をひく直接的な原因ではないからです。

また、冬に風邪をひきやすくなる人が多いのもこれまで様々な理由によって説明されてきました。

例えば、寒いと屋内にいることが多いため人が密集して風邪がうつりやすい。

外に出ず、日光を浴びないことで免疫力と関係のあるビタミンDが不足し、ウィルスに対する抵抗力が低下してしまう。

冬は空気が乾燥するため、鼻の粘膜も乾燥し、ウィルスがキャッチされずに体内に侵入しやすくなってしまう

こういった理由です。

結局のところ、
いくら寒い格好をしていようが、濡れた髪のまま過ごそうが、ウィルスが原因であるため寒さは関係ないという考えです。

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寒さが関係あるという考え

しかし近年、寒いと風邪をひきやすくなるのは正しいと考えられるようになってきました。

まず、風邪の原因になるウィルスには、さまざまな種類がありますが、もっとも多いのが
ライノウィルスです。

2014年にイエール大学で行われたマウスをつかった研究では、

さまざまな温度でライノウィルスが存在する時に起こる免疫反応を調べました。

すると体温が低いほど、
ライノウィルスに対する免疫力が低下することがわかりました。

また、2005年に18歳以上の男女180人に対して行われた研究では、
足を10℃の水で冷やすグループと冷やさないグループに分けて差をみました。

すると、足を冷やしたグループの方が
後日、風邪の症状がひどいことがわかりました。

私たちの体は、冷やすと血管が収縮し、血流が悪くなります。

すると、免疫細胞である白血球がウィルスに到達するのが遅くなってしまい、免疫反応に影響が出るからと考えられています。

つまり、昔から言われていた寒いと風邪をひくというのは科学的にも間違っていないのです。

しかし、風邪はウィルスに感染することが主な原因です。

つまり、風邪をひかないように無理に厚着をしたり、必要以上に温かい部屋にこもる必要はなく、

風邪をひいている人に近づかないようにする。

手洗いによって手に付着したウィルスを除去する。

こういったシンプルな方法が予防には最適なのです。

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風邪はなぜひくなの

ちなみになのですが、
さまざまな病気は「かかる」なのに、風邪は「ひく」っていいますよね?
どうしてだと思いますか?

実は東洋医学の考え方で、風邪はもともと
風の邪気を体内にひきこんでおこることとされています。
昔、風邪は病気とは考えられていなかったんですねえ。

ちなみに邪気が入る場所も明確です。
首を前に傾けたとき、首の後ろが出っ張りますよね?
この出っ張りから指三本下のところから邪気をひきこむと言われています。

だから、この部分をカイロ等で温めると良いとされていますのでお試しくださいね。

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まとめ

新型コロナウィルスが話題の今、あえて普通の風邪について書いてみました。
新型コロナウィルスを防ぐヒントになるかもしれないなあって思ってます。
結局は風邪と同じ対策なんじゃないかなあって思ってきました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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(@^^)/~~~